東京大空襲

東京大空襲の惨状 昭和20年3月10日

―なぜ10万人も殺す必要があったのか―

 

東京大空襲を受け道路中に横たわる焼死体(浅草花戸)
東京大空襲を受け道路中に横たわる焼死体(浅草花戸)
被災者たちは家財をかかえて縁故先を訪ね歩いた  (浅草)
被災者たちは家財をかかえて縁故先を訪ね歩いた  (浅草)

 

明治座は鉄筋だから安全と聞いてたくさんの人が逃げこんだが、中身は木造で焼け落ちた。この門には死体が山積みされて朝になってもその山は燃えていた。三日間は煙と異臭で目が痛くてあけられなかった。

米軍は、隅田川を挟んで浅草、本所、深川、江戸川方面へ目的地を遠く円状に焼き炎の壁で脱出を不可能にして逃げる住民をしだいに中心部へしぼりあげ、その頭上に1,783トンもの焼夷弾を雨のように浴びせた。

「頭に水が落ちてきて雨かな?と思ったらガソリンだった。それからあっという間に火の海になった」

「隅田川の水面に浮いた油が燃えて川の中でも火で焼け死んだ」

「隅田川に土左衛門が浮かび、家族が探しに来て荒綱で引き揚げては防空壕で焼いた。死体の多くは女、子供ばかりだった…。終戦間近とわかっていながら民間人を殺した罪は許さない」

 

米軍の東京空襲を受け川に浮いた屍体を陸揚げする人々(本所菊川橋付近)
米軍の東京空襲を受け川に浮いた屍体を陸揚げする人々(本所菊川橋付近)

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